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関東百名山には、山梨百名山や信州百名山と同様に、日本三百名山とかぶっている山が28座あり、関東百名山にだけピックアップされている(ダブっていない)山は72座である。 従って、「日本○○名山」を併せてやっている山屋にとっては、3分の1弱の山は、それでクリヤーできる訳で、大変さは3分の2で済むことになる。そこで、達成させる目標としては手頃な百名山と言える。 それに何と言っても、それらは関東圏内にあるわけで、他の百名山に比べたら達成の容易さは格段に高い。 サワさりながら、名山狙いの山屋達は、この目標達成を大きなエポックと位置づけて高く評価する。現に、インターネットで山関係のウエッブサイトを開けば、至るところに関東百名山を含め、「○○百名山」のリストが出てくる。 そして完登したことを自身のサイト内で得意げに紹介したりもしている。 吾も自身にシルバー・スターを授与し、全国優勝を果たした高校サッカー選手よろしく、ユニホームの胸ならぬ登山帽子に、それを誇らしげに付けることにしている。 その様な山の登り方(「名山」登頂を目標にしている所謂名山ハンティング)をするその筋の山屋にすれば、「やりましたか、凄いですね、次はどこを狙いますか・・・」ということになる。知る人ぞ知るという奴だろう。 さて、次なる目標だが、次はいよいよ日本三百百名山の完登を目指すことになりそうだ。これは今までとは少々格も難易度も違う。今度の関東百名山の様な地方区ではない。何と言っても全国区だ。多大な困難が伴うことにもなる。それに伴う高い評価・・・。 所詮は単なる道楽での自己満足に過ぎないが、自分としては、どうしても格調高いシルバー・スターをもう一つ、自身への勲章代わりに付け加えたいと思っている。 さてここで、関東百名山のうち日本三百名山とダブらない山の中から印象深い山、インパクト大だった山を振り返ってみたい。 まず山容といい、アルペン的といい、登り甲斐(10時間半)といい、ナンバーワンはやはり上州朝日岳(070824)であろう。同様の山として次に挙げられるのは、残雪とルートファインディングでも難渋した上州笠ケ岳(070613)ではなかろうか。以下、鬼怒沼山(080701)・日留賀岳(080522)と続く。 次に深雪のため往生した山を挙げれば、ルートが全く不明であった栃木の横根山(050326)、残雪のため、これまたルートファインディングで苦労した上州三峰山(060318)、更にラッセルで大汗流した埼玉の大持山(991224)などが強く印象に残っている。 関東百名山には低山の魅力がいっぱいの山が多い。千葉の山、神奈川の山、埼玉の山などがそれだ。 アプローチを含めた「山旅」として振り返った時に忘れられない山は、埼玉の帳付山(060325)である。レンタカー利用の復路、林道でパンクし、そのまま長距離の山道をガッタンゴットンと走らせた。その結果、車体、車輪の損傷、ホイールの紛失等につながり、さんざん厭味を言われたあげくに弁償させられるという大失態の山旅をしたことだろうか。 喜怒哀楽、そして反省すべきことも多々あったが、やり終えた今は、ただただ感謝で一杯である。 (鬼怒沼山 山行記録から抜粋)08.7.1) |
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