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zoom RSS 『使った山靴あれこれ』

<<   作成日時 : 2018/04/17 14:14   >>

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 相模湖の近くに嵐山と言う山がある。406mの頂上に産(む)霊宮(すびのみや)水上神社の祠がある里山である。山容・山肌が京都の嵐山に似ていることからそう呼ばれる様になったらしい。
 今回の山行は初めての嵐山から3回目の小仏城山経由で高尾山、そして京王高尾山温泉「極楽湯」で終わるという4時間半程の行程である。
 この山行では履き始めて2回目となるローバーのトレッキングシューズを使用した。履きおろしは3月下旬、山中湖近くにある明神山・三国山・大洞山の縦走であった。
 そもそも普段履く靴としてローバーのウォーキングシューズを購入し、使い始めてから1年が経つが、足によくフィットし、実に歩き易く愛用している。そんなことから損耗が進んだサロモンのトレッキングシューズの買い替え時期となった3月中旬に、思い切って買ったものである。
 ソールが薄手で柔らかい。全体もしなやかでありフィット感が良く、平易なトレッキングには最適だと実感している。
 登山靴と言えば、過去20年余りの山行歴の中で多くの登山靴を使ってきた。ざっと数えただけでも10足になる。登山靴の歴史は自分の山行歴でもあり、懐かしく思い出されることも多い。
 そこでそれらにまつわるエピソードを、登山靴(アルパインシューズ)、重登山靴、トレッキングシューズの順に少し紹介してみたい。(@〜Iは入手時期の順番を示す)まず登山靴(アルパインシューズ)である。
 最初の靴が@ザンバラン(革靴)の登山靴だ。これは職場の先輩であり、山の先輩でもあるS氏から贈呈されたものである。
 もらったはいいが、当時山に興味のなかったこともあって、ローカーにそのまま仕舞い込んでいた。ところがその先輩から再三履き具合について聞かれるうちに、やむなく丹沢の大山三峰山に登ったのが、山の始まりとなった因縁の登山靴である。この靴では約100回山に登っており、縫目を1回修理に出し、ソールを2回外注で交換している。今では自分なりにプレミアを付け、ピカピカに磨き上げた上で大切に保存している靴だ。
 その後@の先端部が指先に当たることが多かったので、3年後に大きめのAサロモン(ヌバック製・ハイカット)の登山靴を購入した。
 これについては、吾のブログ2002−1と2005−1で紹介しているが、1足目のAが1年程履いた頃に靴の表皮がペラペラとはがれてきたことから、IBSにクレームをつけに持参した所、新品と交換してくれたのがBサロモン(ヌバック製・ハイカット)登山靴で、これが3足目である。このBは長く愛用し、270回はこれで山に登っている。
しかし長期の使用で損耗と劣化が進み、とうとうソールが割れたり剥離したりしたので買い替えることにした。  それがFスカルプ(ヌバック製・ハイカット)の登山靴である。
 ところが使い始めて2年が過ぎる頃(登山回数約50回)、室堂から薬師岳まで縦走して太郎平小屋で宿泊した際に盗難に会った。履き慣れた靴でもあったので、実に悔しい思いをしたのを思い出す。
 ブログ2010−6『山での出会いアレコレ』でも紹介したが、「・・・そして姿は見せなかったが、吾の靴を故意に間違えて履き逃げしたとんでもない奴も決して忘れられない人間との出合い?ではあった・・・そう思うことにした」と記述している。
 その結果今度はGシリオ(ヌバック/化繊製・ハイカット)の登山靴を購入した。 もう8年になり登山回数も220回程世話になっている今でも愛用中の靴だ。日本人向きの靴型をしておりソールも全体も硬めで、本格的な登山には履きやすく手放し難い。縫目の修理を1回、ソールの張替えを2回カモシカに依頼している。
 次に重登山靴である。山を始めて2年目に本格的な雪山(2500m以上の雪山)を始める様になり、Cサロモン(ヌバック製・ハイカット)の重登山靴を購入した。これには40回程雪山でしっかり世話になっている。12本爪アイゼンが良くかみ合う頼れる靴だった。  しかし2009年以降本格的な雪山をやっていないので、出番はもうないだろうと諦め顔で靴棚の中で眠っている。
 次にトレッキングシューズについてだ。14-5年前にDザンバラン(化繊製・ローカット)のトレッキングシューズを購入し、4年程使用したが、ブログ2009−7でも紹介した様に、天上山登山の復路において靴底(ポリウレタン製)が剥離したため、Eノースフェースの物(化繊製・ローカット)に買い替えた。
 しかしこれも6年程で傷みが激しくなったので破棄し、Hサロモン(化繊製・ローカット)のトレッキングシューズに買い替えた。
 そして現在、このサロモンが4年余りの使用でかなり傷んできたこと、化繊製であることから雨・露に弱いこと等から、前回の山行から使い始めたIローバーのトレッキングシューズ(ヌバック/化繊製・ゴアテックス・ミディアムカット)に買い替えたという次第である。
但し、サロモンHはまだ履けないこともないので、捨て切れずにそのまま保管している。
 最後に中敷きについてである。10数年前にトレーニングジム・ルネサンスでキャンペーン中だった機会に、吾の足型に合った中敷きを特注した。山に合わせて色々な靴を履くが、必ず使うのがこれだ。さすがによく足に合い足に優しい様な気がするし数万円の代物でもあるので、大切に使っている。
 こうして見て来ると、実に多くの靴を使った(買った)ことに自身感心している。それだけ多くの山に登ったという証でもあろう。
 しかしこの歳になれば、もう今ある登山靴達を履きつぶすこともまずないだろう。せいぜい現在の靴たちを大事に使って行きたいと思っている。
 2002−1ブログ『登山靴』でも記述したが、ウエストンは登山の前に靴を履きながら、「今日は“戦闘艦”の出番だ!」と言ったという。山との厳しい闘いに最も大事な役目を司るものが山靴だからである。
 ・・・沢山の靴を使って沢山の山に登った。上記の様な靴にまつわるトラブルのこと、雨で濡れた靴を山小屋の乾燥場で置き場所を確保しながら乾かしたこと、ズブズブの泥濘を歩いた後の大変だった後始末のこと、厳冬期のテント山行で温めた靴のこと・・・等々が走馬灯の様に思い出される。同時に「われの“戦闘艦”たちよ! われをよく守ってくれて本当にありがとう!」と心からお礼を言いたい。
             (相模嵐山・小仏城山・高尾山(2018.4.12)山行記録抜粋)

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