『万歩計と山歩き』

 3月末で50年間の勤め人生活から足を洗い、年金生活者となった。生活指針を作成し、日課・週課としてウォーキングを継続させることにした。
 そこで万歩計を購入し、4月からは毎日の歩行数を記録する様にしている。
山に行かない時には市街地のウォーキングを2-3時間(今のところ3日に1回程度だが)行っている。
 万歩計の性能なのかどうか定かではないが、最近面白いことを発見した。
それは山での歩行はカウンターに記録され難いということだ。
今年の笈ケ岳山行では10時間以上も歩いた。これは間違いのないところであるのに、帰宅後万歩計を調べてみると、何と1万歩少々なのである。
今回も初日には5時間近く歩いているのに、記録は数千歩なのだ。平地でアサファルトの道なら間違いなく4万歩以上にはなる筈だ。
 万歩計の取り付け方(角度・位置)などに微妙な違いと振動レベルに対する感度の違い、それに登山道の状態(雪上や落葉の多い道)、あるいは使用する靴などにも影響されるのかも知れない。そしてもう一つ、歩き方にあるようだ。
 思うに、山での歩き方は普段意識して歩くウォーキングとは違った歩き方になっているのではないか・・・。それが万歩計のセンサーには感知され難い条件になっているのではないか?と。
 山を始めた頃、「上手な山の登り方」的な登山を紹介する本の中で、「山のベテラン(山慣れした人)の歩き方は違う・・・」という様な記事を読んだことがある。それを「猫足」と呼んだり、「省エネ歩き」などと呼んだりしていたが。
 どうやらその歩き方は万歩計のセンサーでは検知し難いらしい。そう考えると納得がいく。
言い換えれば、万歩計は山での歩き方が、山歩き用の歩き方になっているかどうか(山慣れしているかどうか)のバロメータになるとも言えるのかも知れない。
      (鹿岳ほか山行記録から抜粋)07.05.24)


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